インターナショナルスクールの英語、「英語を頑張る」だけで十分?

インターナショナルスクールを目指すお子さまや在校生が、授業をよりよく理解し、問題文を自信を持って読めるように。

インターナショナルスクールに通っているお子さまの保護者の方、これから準備している保護者の方へ —

友だちとは英語で楽しく遊べるのに、なぜ授業になると難しく感じるのでしょうか。
それは、必ずしも英会話力だけの問題ではないかもしれません。

授業中にお子さまが出会う英語は、日常英語とは少し違います。友だちに “Do you want to play together after class?” と言う力と、Scienceの時間に “Observe and classify the objects.” を読んで何をすればよいか分かる力は、かなり違うからです。

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教育学者のJim Cumminsは、第二言語環境で必要になる言語能力を、日常会話能力(BICS)と学業言語能力(CALP)に分けて説明しました。友だちと話す英語はBICSに近く、授業内容を理解し、文章で説明し、根拠を示して答える英語はCALPに近いと言えます。

ですから、友だちと英語でうまく過ごせているからといって、observepredictevidence のような授業で使う単語まで、すぐに楽に理解できるとは限りません。これは、お子さまの英語力が低いという意味ではありません。インターナショナルスクールで必要な英語は、授業を理解し、具体的な指示に沿って問題や課題に取り組み、自分の考えを説明する英語に近いからです。

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簡単に見えても、授業では大切な単語があります

Primaryの授業で出てくる語彙は、一見すると難しくなさそうに見えます。だからこそ、お子さまも「知っている単語」と思って通り過ぎやすいのですが、実際の授業ではかなり具体的な行動を指していることが多いです。

Scienceの observe は、ただ「見る」というより、よく見て特徴を見つけ、それを話したり記録したりすることに近い言葉です。predict は適当に当てることではなく、見たことや知っていることをもとに、これから起こることを予想することclassify は、動物、植物、物質、図形などを共通する特徴で分けるときによく使われます。

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Mathの estimate は、単に guess のような意味というより、数を丸めたり単純にしたりして、答えがどのくらいになりそうかを筋道立てて見積もることに近いです。

ReadingやWritingの describe具体的な細部を説明することexplain理由や過程を述べることevidence考えを支える具体的な根拠。そんなふうに捉えると分かりやすくなります。

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知っている単語に見えても、授業では少し違う働きをすることがあります。
たとえば difference は日常では「違い」ですが、Mathで “Find the difference between 12 and 7” と出てきたら、2つの数を引くという意味ですよね。

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InterVocaの学習画面スクリーンショット

学習指示語は、授業で何をするのかという具体的な行動まで一緒に理解することが効果的です。

Primaryの語彙はSecondaryにつながります

Primaryで出会う observepredictexplainevidence のような単語は、あとでSecondaryのより抽象的な語彙につながっていきます。explain に慣れているお子さまは、後で justify を学ぶときに少し入りやすくなりますし、授業の中で observepredict を何度も理解してきたお子さまは、hypothesisvariableanalyse のようなScience語彙も少し自然に受け止めやすくなります。

だからPrimaryの教科語彙を理解することは、ただの単語暗記というより、これから英語で行われる授業についていくための基礎体力に近いものだと言えます。

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今日、5分だけ試してみませんか?

学んだ単語から2つだけ選んで、お子さまと話してみてください。

  1. この単語の基本的な意味は何だろう?
  2. 授業では、どんな行動をしなさいという意味だろう?
  3. 問題文に出てきたら、何をすればいいだろう?

たとえば observe は「見る」で終わらせず、「植物の葉をobserveするなら、色、形、大きさ、模様をよく見ることだよ」のように、実際の場面につなげてみることができます。

お子さまが「このキャラクターは怒っていると思う」と言ったら、「どの部分を見てそう思ったの? それがあなたの答えを支えるevidenceだよ」と自然につなげることもできます。

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大切なのは、一度にたくさんの単語を覚えることではありません。
たった1つの単語でも、意味だけでなく「授業で何をすることか」として理解できると、問題文を読んだときに何をすればよいのかがずっとはっきりします。
小さな違いに見えても、お子さまが授業を理解するうえでは大きな助けになるはずです。

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次の記事では、Secondaryに進む前に知っておきたいCommand Termsを、もう少し具体的に見ていきます。
国際学校でSecondary進学前に知っておきたいCommand Terms

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